2013年12月1日日曜日

MYOG タープ

前々から、ナイロン系の布地で何か作ってみたいなぁ。と思ってはいたのですが、恥ずかしい程のミシンの縫製技術の未熟さゆえに、ザックやサコッシュやウォレットやタープなど、イラストを描き、サイズを割り出したりとメモを残すだけで、実際行動に移す事はありませんでした。

そんなことが、どこか頭の片隅にはあるものの、いつまでたっても頭に残っているのが気持ち悪くなり、ちょうど何も予定のない週末、気も向いた事だし、名古屋は車道にある大塚屋に布地を買いに行ってきました。

テーマは、立体的なものはまず無理だろうと、タープをチョイス。
本当だったら、OMM/アウトドアマテリアルマート でシルナイロン購入といきたいところですが、例の縫製技術の事もあり、まずは手頃なナイロンでやってみようと、ナイロンコーナーに置いてある、3M社製の「アメリカンリップ(巾:1.2m)」という布地のネイビー4mとブラック1mを購入。

サイズは色々なメーカーのソロタープを参考にして、あまりストイックにならないようなサイズ感に設定しました。一人が寝る事ができ、ザックが置けて、調理をするスペースもあり、多少の雨が吹き込んでもOKな、2.4 x 2m。
雨が吹き込んでも...というところはあくまで想像でしか無いのですが…。

まずは裁断。4m購入したネイビーを半分の2mでカット。
これで、1.2m x 2mの生地が2枚できるので、次は縫製。
リッジラインになる長辺の2m同士をフラットフェルトシームで縫いました。
その後、四隅を折り込み、ブラックの布地で補強しながら、8ヶ所にタイアウトループを縫い付けました。
最後に、テンションの掛かるループ部分に、手当たり次第ミシンをかけて補強をして完成。
とても細部をお見せできるような出来ではなく、縫い目はガタガタだし、うまく布地が送れず同じ所ばかり針が連打すれば、糸を解き途中から縫い直すという有り様。
ミシンが悪いのか、設定が悪いのか、腕が悪いのか…。
それでも何とか形にすることが出来ました。







ガイラインやペグは含まず、本体重量360g。
まぁ、持って行っても良いかなという重さに仕上がったのは良かったかな。
最後の写真のように、四隅をペグダウンする張り方だと、風向きに気を付ければ、かなり安心感を持って寝られそう。
タープ泊するには、今年はもう良い季節を逃してしまったので、実戦投入は来春になりそうですが、自分で縫ったものが建つというのは素直にウレシイです。

使ってみて、サイズを見直す所があれば修正して、次はシルナイロンに挑戦ですね。
あと、ミシンの腕も上げないと。

2013年11月27日水曜日

紅葉を見に白滝谷へ

2013.11.02(sat)

三連休の初日、妻と二人で白滝谷へデイハイクに行ってきました。
連日TVに映る、御在所山の紅葉状況を見て、そろそろ良いかな?と思っていたのですが、少し早かったようです。


いつもの朝明Pから猫谷を登り、羽鳥峰峠へ。
そしてさらに尾根上にあるザレザレの小ピーク、羽鳥峰へ登り、ぐるりと周りを見回します。





少し早いようだけど、まぁまぁまぁまぁ、緑が混ざってるのもなかなか。なんて言いながら、早々に羽鳥峰を後にし、白滝谷沿いを下り愛知川を目指します。



岩も多く急登な三重県側と変わり、ここからは、とても良い雰囲気の森の中を歩いていきます。この辺りの、静かな森の紅葉や、時々現れる滑床と紅葉の組み合わせ。これが見たかったんです。





その後は、愛知川との出合まで下りたのですが、この辺りまで下りてしまうと杉が多いですね。
この川岸でお昼を食べ、来た道を戻りました。


久しぶりのデイハイク、テント泊の時と単純に比べると、歩く距離は倍。
正直キツかったです。日々のトレーニングも大切ですね。

2013年10月22日火曜日

鈴鹿HIKER'S MEETING in タケ谷

Twitterのタイムラインに流れてきた、「10月の連休にタケ谷に集まろうぜ。」
事前に何人かとは直接話しができたものの、彼らも本当に来るのかどうかは良くわかりませんでした。ま、でもそんなもんでしょ?来れるなら来るし、来れないなら来ない。どーせ元々みんなソロハイカー。
それくらいのゆるーい感じの鈴鹿HIKER'S MEETING in タケ谷。

一緒に行く予定の妻とは、誰も来なくて結局二人だったとしても、それはそれでいつもの事だから、とりあえず行ってみましょうか?というわけで参加決定。
前日のタイムラインには行くような素振りの人がちらほら。でも、時間を決めているわけでも無いので、会えるかどうかは分かりませんが。

今日のコースは、朝明P〜根の平峠〜水晶岳(チラ見)〜根の平峠〜タケ谷〜愛知川の予定。
が、根の平から水晶岳への道が意外と急登で、妻の「私、根の平峠で待ってるから行ってきて良いよ。」でヤメ。
根の平峠からタケ谷を下る御馴染みのコースとなりました。



前回とは季節も変わり、根の平峠〜タケ谷の辺りも少し雰囲気が違っていましたが、沢の水がチョロチョロしている上の方とか、岩を踏んで進んで行く下の方とか、気持ち良いのは相変わらず。結局、沢が好きなだけかも知れませんが。

愛知川とタケ谷との出合に着くと、黄色いテントが見える。
誰かなぁと近づくと、恐らく全然関係ないおじさん。すると右の方から聞き覚えのある声で「おー。こっち、こっち。」とモトノーム君

近づくと、直前に開催された味仙HIKER'S MEETINGで御挨拶した、tacさんカミさんとその奥様。
みなさんシートをひいて、その上で調理したり、おやつ食べたり、写真を撮ったりとすごく楽しそう。

唯一泊まりの僕たち夫婦は、先ほどの黄色いテントのおじさん達が撤収したのを見計らってシェルターを張ります。やっと、ゆっくり、みんなの輪に入っておしゃべりに参加。なんだこの感じ...。すげー楽しいぞ...。
でも、セオリー通り楽しい時間はあっと言う間。僕ら以外の日帰り組を見送った後の喪失感といったら...。



一瞬、一緒に帰りたいなぁと頭をよぎるも、もしかしたらもう一人のMEETINGメンバーが来るかも...。

みんなが残していった焚火の火を守りつつ、日が沈む前には晩ご飯。
妻はミニトランギアでなにやら炊き込みご飯。僕はスープパスタで簡単に。
その後はワインなんか飲みつつ、いつも通りくっだらない話でゲラゲラ笑って過ごします。



21:00くらいにはそれぞれのテントに入り眠りにつくも、2時間おきくらいに目が覚める。もしかして彼が来てるかも?と思い、テントから顔だけ出して、ヘッドライトで辺りを照らしてみる。もし来ているなら、シェルターも無く、ただ寝転がってるスタイルのはずだけど、見当たらない。
Twitterでは来るとも言って無かったし、来なかったのかな?と思い26:00時以降は目が覚めても探しませんでした。

6:00には目を覚まし、ゴソゴソしているとその音で妻も目を覚ましたよう。
朝食を食べ、コーヒーを入れたりしながら徐々に撤収、7:30頃出発。
帰りは同じコースを辿ります。根の平峠を越え、もう朝明辺りの建物が見えてくるあたりで、後ろから妻の僕を呼ぶ声が。
振り返ると、てっきり来なかったと思っていた、moderateスタッフのキョーヘイ君が!
聞けば、23:00頃に根の平峠を越え、タケ谷を下り、愛知川との出合で2時間程さまよった結果、僕らを見つけられず、テキトーな場所で寝ていたらしいですw
駐車場に戻るまでの短い時間でしたが、昨日の顛末や(後でタイムラインを遡って、日帰り組のモトノーム君とキョーヘイ君のやりとりを確認。)、キョーヘイ君のシェルター無し、シュラフも無し、エマージェンシーシートにくるまって寝るだけという、かなりハードコアなスタイルに影響を受けるなど、しっかりギア話(営業トークじゃ?)を楽しみ分かれました。

タケ谷でテント泊するのも今回で4回目、ぼちぼち次のポイントでも探しがてら、たまには違う所をウロウロしたいですね。



にしても、ホント楽しかったなぁ。上の写真はカミさんのところより拝借。

2013年9月29日日曜日

KS ultralight gear

友人のツイートで知った「KS ultralight gear



ちょうど、日帰りや暖かい季節の一泊ハイクにも使えそうな、25リットル位のザックを探していて、ほぼ別のメーカーに決定しそうなところだったのですが、サイトを覗いてみると、自分の住む名古屋の近く、愛知県小牧市にあるガレージメーカーということが分かり興味津々。

色々あるラインナップの中から、ちょうど良い容量のザックとなると、「KS Imo pack」というモデル。早速オーダーしても良いのだけど、自分の使い方を想像すると、ドリンクボトルを入れるサイドポケットが欲しい・・・。それと個人的趣味で、素材はキューベンハイブリッドに変更したい・・・。
というわけで、「KS Imo packにドリンク用のサイドポケットを付けることは可能ですか?」と、メールで問い合わせてみました。

問い合わせたのが土曜日の夕方だったこともあり、返信は週明けかな?なんて思っていたら、その日の夜に回答が!しかもローマ字!「付けれない事も無いけど、キレイにはできないよ。それだったらもう少し容量のあるモデルの、フロントメッシュポケットを外そうか?」というようなメールが。

一晩考えましたが、容量を増やすと当初の目的からは外れてしまうので、やっぱり「KS Imo pack」をチョイス。ただし、素材だけはキューベンハイブリッドに変更してオーダーしました。
するとその夜メールが。「試作品として、KS Imo packにフロントメッシュポケットを付けてみたんだけど、どう? 気に入ったなら無償で付けてあげるよ。」と送られてきた写真には、しっかり両サイドにボトルが2本収まっています!もう即決。「GOOD! GOOD!」と返信する僕。

そして、せっかくザックは届いたものの、肝心の週末がこの所ずっと雨続きでなかなか出掛けられず。さらに、9月15日(日)〜16日(月)に予定していた鈴鹿ハイカーズミーティングは、台風とドンかぶりで中止。
細かく台風情報を見ていると、東海地方には15日(日)の夜に最接近するらしい。それなら9月14日(土)に出発して9月15日(日)にサッサと撤収すれば大丈夫でしょう!というわけで、妻と二人で徳沢までユルーくキャンプに出掛けてきました。もちろんザックはKS Imo pack!

付けてもらったメッシュポケットには、レインウェアとボトル。
メインの荷室は、ヒモできゅーっと絞るだけのタイプなので、防水サックを使って内側で防水。ショルダーストラップにはパッドの様なものは入っていないものの、食い込みがきついようなこともなく問題なし。もちろん担ぐ総重量によるのでしょうが。

ただ、オーダー時からどうしようか考えてはいたのですが、普段ツェルトを使っているので、設営にも使うトレッキングポールをザックに取り付けたい。
手元に届いたザックをアレコレ眺めていると、上部バンジーコードの留め具が、これまでに見た事の無いパーツで、ここにもう一つコードロックを追加して輪っかを。ザック下部には、本来バンジーコードを通す筈だったループにこれまたコードロックを使って細引きを使い輪っかを。そこにトレッキングポールを通すことで解決しました。




入れ物が小さくなったことで、今までよりさらに軽量になり、取り回しも楽に。
これで移動距離も伸びるはず!となると、あそこやあそこに土日の2連休だけで行けるかもしれないですね?

そういえばその後、KS ultralight gearのサイトを覗くと、よーく見た事のあるザックが"NEW" Imo packとして掲載されていました。さすがはガレージメーカーですね。

今シーズンはあとどれくらい使えるか分かりませんが、新しくスタンダードが出来た感じです。

2013年7月21日日曜日

徳本峠

2013.07.14(sun)~15(mon)

海の日の3連休を利用して、徳本峠へソロで出かけてきました。

今年の4月末に明神側から登っているのですが色々と調べた結果、その時には諦めていたルートを辿ってきました。島々谷を越え、徳本峠を越え、上高地へと入るルートです。

早朝には登山口に居たかったのですが、名古屋から公共交通機関を使って、松本に早朝着く方法は無いようです。なので前日は松本に1泊し、06:00に宿をチェックアウトしてのスタート。


06:32松本駅発の松本電鉄に乗り、新島々には07:02に着。ここで07:15発のバスに乗り換え、二つ目のバス停が登山口です。
バスの中は上高地へと向かう登山客や観光客で一杯ですが、今日このバス停で降りたのは僕一人。降車ボタンを押した僕に向けられた「間違えたんじゃね?」と思しき視線に耐えながら一人降ります。



ポケットに入れていた財布をバックパックに押し込み、その代わりにバックパックの中から行動食をいくつか取り出しサコッシュに移します。最後のTwitterチェックをし、iPhoneのWi-Fiと3Gを切りGPSだけが生きている状態にして、山と高原地図アプリを立ち上げ、歩き始めます。

ほどなくタクシーが通りかかり、中から柔和な表情の運転手が「おはよう。徳本峠?今ね、二人乗せて行ったんだよ。もう少し行くとフェンスがあるけど、チェーン開けて入って良いからね。でもちゃんと閉めといてね。動物が来ちゃうから。」というような会話を交わします。


しばらくは林道が続くようなので、今のうちに時間を稼ぐかと、意識的に早いペースで歩きます。出会う人は釣り人ばかり。右側の斜面から水が流れ出している所に休憩中の二人の男性が。タクシーの人だなと思いながら軽く会釈して通り過ぎます。


二又を過ぎた辺りからは、渓谷沿いの素晴らしいトレイルに。
空気はひんやりとしていて、水の音も心地良い。
森好き、沢好きにはたまらないルートかと。





で、ふと思う。いつも遊びに行っている鈴鹿の上高地と言われている場所。単に等高線が広いからという理由だけではなく、実は、島々谷のこの辺りのことを指しているんだろうか?と思うくらいの既視感。安心感。



岩魚留小屋の軒先に腰を下ろして少し休憩。先客は6人。全員が同じ方向に進むのかは分かりませんが、2人は僕と同じ方向に進んでいくようです。一つ前の電車できたのかな?だとすると04:45松本駅発か?



小屋を過ぎた辺りから少しずつ高度を増していきますが、まだまだトレイルは沢沿いに続きます。こうゆう沢沿いの道だとセイシェルが本当に便利。最初に水筒代わりにしたセイシェルに水を入れておけば、後はボトルの水が無くなりそうになったタイミングで沢の水を汲んでいけば良いので、下から担いでいく必要がありません。もちろん幕営場所に水場があることが分かっていればですが。
水を汲むために沢の中にしばらく手を入れていると、冷たさで手がかじかむ程の水温。ハイクで熱くなった体にはとても嬉しい。汲むたびにリフレッシュします。




そして徳本峠まで残り2キロの表示。トレイルは沢から離れ、この辺りからさらに高度を増していきます。歩くペースは落ち、左足がツリそうになっているのが分かる。力水という水場で水を汲むついでに座って休憩。ゆっくり多めに行動食を食べ、ストレッチしてから出発。


つづら折れの道をゆっくり登っていくと、目の前の薮がガサガサっと揺れる。見ると猿が道を横切っていく。チラッともこっちを見ない。ちょっとくらい見ろよ。すげぇビックリしたんだからさ・・・。


上を見ると、徐々に空の面積が広くなっているし明るくなっている。徳本峠小屋までもうすぐだと分かります。

人の声が聞こえ、テントの端っこらしいカラフルな布地も見える。




到着して辺りを見回すと、かなりのテントがあります。GWの時とは大違い。

数人の男性が「おぉー。谷から来たかー。」と話しかけてくるので小屋前で立ち話。
「何?今日はテント?」テントが多いし時間も早いので、徳澤まで行く事を伝えると、「え?降りるの?」「おー!行け行けぇ!(若いもんは良いなぁ。のニュアンス込みだと思われます。)」

小屋でお昼ご飯でも食べようかと登ってきましたが、あまりの人の多さにコーラだけ買って、そそくさと小屋を後にして明神側に下ります。

無事に徳澤に到着。とりあえずビールは我慢して、まずはテントを設営。その後、レストランでモツ煮とビール。もう1本ビールを買ってテント前で飲んでいるといつのまにか昼寝になっていたみたい。簡単に夕食を食べ、売店で買ったワインをゆっくり飲んでいると21:00頃から雨が降り始めたので、テントに入って横になるとあっという間に就寝していたようです。


夜通しの雨、風の音で何度も目を覚まします。そんな事を何度か続け、次に目を開けると明るい。時計を見ると05:00を回っています。辺りからは既に行動を開始する人達の物音が聞こえてきます。「今日も雨かぁ。」とウダウダしていてもトイレには行きたくなるので、気合いを入れて外に出て、ついでに洗顔も済まし、水を汲んでテントに戻ります。


晴れ間が覗いたり、また降ったりを繰り返しながら、少しずつ天気は回復しているよう。しとしと降る雨と、その中を歩く登山者を眺めながらコーヒーを飲んでゆっくりまったりします。




何回か来た事はあるけれど、ホントーに気持ちの良いキャンプ場だ。ここ。
青空が広がった06:30過ぎから荷物をまとめ、07:00にはキャンプ場を後に。



上高地BTから岐阜県側の平湯温泉へ、平湯BTの3階にある温泉に入って、故郷でもある飛騨高山経由で名古屋に戻りました。

そういえば平湯の温泉、お茶のシャンプーじゃなくて、ちょっとシャレたやつになってましたね。アレはアレで雰囲気あったんだけどなぁ。


以下は大体の当日の行程です。
07:25     島々(徳本峠入口)
08:35(1.10) 二又
09:55(1.20) 岩魚留小屋(10分休憩)
11:30(1.35) 力水(10分休憩)
12:20(0.50) 徳本峠(10分休憩)・・・ここまで約5.0hr
13:20(1.00) 明神
13:50(0.30) 徳澤キャンプ場・・・合計約6.5hr

2013年7月10日水曜日

タケ谷

2013.07.06(sat)~07(sun)

先月も行ったばかりの、根の平峠〜タケ谷〜愛知川(神崎川)に、テントを持って出掛けてきました。このコースも、もう今年3回目。
今回の言い出しっぺは妻。木曜の夜に「週末は天気良さそうだね。どこか行こうよ。あのブログ見たんだけどさぁ、私も行きたい!」で決定。
当日は、東海地方に先立って関東地方の梅雨明け宣言があったようですがここ愛知・三重も快晴。



いつもと同じように朝明Pを出発し、旧千草街道を根の平峠に向けて歩きます。途中登山道が崩落していたので、ほんの少しだけですが巻いて通過します。先月来た時には問題なかったので最近の雨のせいでしょうか?にしても暑さがきつい、汗が踏み出した足にポタポタと落ちるほど。
いつもの様に根の平峠で小休止して、タケ谷方面を覗くように景色を堪能します。ホント気に入っちゃったなーココ。

その後はタケ谷沿いを下る道へ、何度か通った道なのですが3回ほど迷う。アレ?と思ったらすぐに戻って辺りを確認することで大体解決するのですが、赤テープの数が減っているような・・・。な訳ないか・・・。でもこんな掲示を見ると疑ってしまう・・・。



無事に今日の目的地に着き、辺りを確認すると誰もいない。そういえば根の平峠の少し手前からは誰にも合っていない。今日は貸し切りになりそうだ。
早速設営、僕はツェルト2ロング。妻はゲイトウッドケープ。



設営後は妻は昼寝、僕はビールと今回初導入のセイシェルを持って水作りの為に川へ。ビールを冷やしながら、山椒魚をからかったりしている間に時間が過ぎていきます。
ハイクでかいた汗が乾いていくのと、川の風を感じながら飲むビールは至福。



暗くなる前に夕食を済ませ、持ってきたフルボトルの赤ワイン(PET製)を飲みながらバカ話をしていると、20:30頃から雨が降り始めたので、そそくさとそれぞれのテントへ。
横になるとあっとゆうまに眠りにつくが、テントを叩く雨の音で何度か目を覚ます。かなり降ってるなぁ。と思いながらも睡魔の勝ち。

5:30に目を覚ますと快晴。ゴソゴソしていると妻のテントから「おはよう。」と声が。川の水で顔を洗い朝食。吉岡コーヒーのネパールコーヒーを入れてまったりした後、往路と同じタケ谷を登って帰りました。



昨夜の雨で濡れた木々や苔が、朝日を浴びて輝く様がとても美しく清々しく歩けました。




根の平峠を三重県側に降りた辺りから、3、4組のハイカーとすれ違ったのですが、口々に聞かれたのがヒル。今回も目撃・被害共になし、冒頭のあのブログでもノーヒルだったらしいし、出発前に調べたブログ(すみません失念)でも鈴鹿中部にはヒルはいないんじゃ?とのこと。
実際自分の感覚でも「0」。この周辺はあまり気にしなくても良いかもしれないですね。

暗くなっていく様を感じ就寝、起きるとまだ山の中。約2ヶ月ぶりのテント泊、気持ちよかったです。次は徳本峠再訪か?

2013年7月8日月曜日

根の平峠

2013.06.09(sun)

4月にも行ったばかりの根の平峠ですが、今回は妻と日帰りで出掛けてきました。

行程は、朝明駐車場〜旧千種街道〜根の平峠〜タケ谷〜神崎川出合〜上水晶谷〜旧千種街道〜根の平峠〜朝明駐車場というかんじで、前回と全く同じコースです。


根の平峠の気持ち良さを再び感じて、神崎川で釣り、調理しなくても良いお昼をゆっくり食べて帰ってくるという、遠足ライクなハイキングでしたが、しばらく山に行けてなかったこともあり、日帰りとはいえ、気持ちもかなりほどけて十分楽しめました。

ただ一つ気がかりだったのはこの時期このエリアで遊ぶには避けては通れないヒル。なのでヒル避けに「ヒル下がりのジョニー」を携行。

再度訪れて改めて感じたのは、根の平峠からタケ谷方面へ下り、最初の杉峠への分岐まで(大きな岩が横たわっている辺り)の間がホントーに気持ち良い!
ただ、10分弱しかない区間なので、休憩を取ったり写真を撮ったりしながら、わざとゆっくりして堪能します。



神崎川に着いたらまずはご飯。お昼は前日にスーパーで買っておいた、いなり寿司とメンチカツ、それと凍らせておいたミカンゼリー。と、日帰りならではのメニュー。なので火器は持っていきませんでした。
天気は晴れ、ハイク中は暑くて汗が流れるほどでしたが、河原に腰を下ろして涼みながら食べるシャリっシャリのミカンゼリーは最高でした。(このあたりはフィルムが感光しちゃって写真無しです。)


その後は、僕は釣り、妻は昼寝とそれぞれに過ごし、上水晶谷から帰ってきました。
心配していたヒルも、結局は目撃無し、被害無しの、ノーヒル。
気持ちの良い一日を過ごせましたが、山に行くならやっぱりテントを持って行きたいですね。


2013年6月22日土曜日

徳本峠へのパッキング


先日出かけた徳本峠、その時の装備を備忘録・改善メモとして残しておこうと思います。


まだまだ雪の残るこの時期、チェーンアイゼンやダウンジャケットも持っていくのですが、40リットルクラスのザックではなく、25~30リットルの「山と道 MINI」を選んだことは自分的にチャレンジでした。
しかし、そのMINIに「山と道 Stuff Pack S-size」を外付けし、チェーンアイゼンなどをそこに入れることで、なんなくパッキングすることができました。
最近シェルターを変え、重量だけでなくサイズもコンパクトになったことが大きいのだと思います。

●バックパック
・山と道 mini
・山と道 Stuff Pack S-size
・S-biner x4
・熊鈴

●シェルター
・グラウンドシート(エマージェンシーシートを流用
・シェルター(FINETRACK×HIKER'S DEPOT ツェルト2ロング ステルスVER.
・ガイライン(Picharpak Workshop 1.1mmダイニーマライン
・自在(OMM ミニ・ラインロック)
・ペグ(EASTON12"x6、FREELIGHT チタンピンペグx6、MSRブリザードステイクx1)
・マット(山と道 U.L.Pad15S)+山と道 miniに付属の背面パッド
・シュラフ(HIKER'S DEPOT ダウンバッグ)
・トレッキングポール(FREELIGHT トレッキングコンパクト

●クッカー

・ガスバーナー(SNOWPEAK 地 マニュアル)
・ガスカードリッジ(110 OD缶)
・クッカー(EPI ATSチタンクッカー TYPE3-M)
・マグカップ(フォルダカップ)
・箸
・ライター(BICミニ)
・バンダナ(HOLLYWOOD RANCH MARKET

●その他

・ヘッドライト(BLACK DIAMOND ギズモ)
・ナイフ(VICTORINOX クラシック)
・地図
・時計(SUUNTO コア)
・サングラス(SABRE)
・イヤホン

●アメニティ

・リップクリーム
・日焼け止め
・コンタクトレンズ
・歯ブラシ
・エマージェンシーキット

●ウェア(下)

・インナーソックス(injinji パフォーマンスミニクルーレインボー
・シューズ(ASICS ゲル トラブーコ14)
・メリノウールタイツ(mont-bell)
・タイツ(メーカー名失念、アウトドアメーカーではない)
・アウターパンツ(HAGLOFS ラグド マウンテンパンツ
・防水ソックス(DexShell 防水ソックス メリノウールモデル)
・ネオプレーンシューズカバー(メーカー名失念、自転車用シューズカバー)
・アイゼン(mont-bell チェーンスパイク)


●ウェア(上)
・ウールベースレイヤー(ibex Ms Woolies 150 Crew)
・ミッドレイヤー(ARC'TERYX STRYKA HOODY)
・レインウェア(MONTANE スペクタースモック)
・アウタージャケット(WILDTHINGS プリマロフトジャケット)
・ダウンセーター(UNIQLO U.Lダウンジャケット)
・グローブ(BLACK DIAMOND モデル名失念)

●食料(二日分)

・食料
・行動食
・調味料
・水2リットル
・黒糖焼酎500ミリリットル

こうして文字で羅列してみると、装備の弱い部分というか、持ってないからしょうがなく重いもので代用している部分だったり、考え抜いていなくてツメの甘い所なんかがはっきり見えてきますね。「アレがあれば、コレとコレは持っていかなくても済むのになぁ。」なんてものもありますが、ま、少しずつ少しずつ。

とりあえず今の段階で思い浮かんでる課題は以下。

1.レインウェアはバンジーコードで外付けしてたけど、そのバンジーコードはバックパックとスタッフパックの間にあるのでとても使いづらい。バックパックとスタッフパックをS-biner で繋げるのではなくて、伸縮性の強い素材で繋げれば、スタッフパック自体でレインウェアを挟めるかも?

2.火器とクッカーの組み合わせは、いつも出かける前には頭を悩ませるんだけど、その悩みも楽しいんだよねぇ。ではなくて、火器とクッカーと食事メニューの組み合わせで考えないと無駄が出るよね?

3.今期は良いのが見つけられなかったけど、化繊でフード付きで、軽くてコンパクトな滞在用のアウターが欲しいなぁ。

季節的にも取り急ぎは、火器とクッカーと食事メニューの組み合わせから考えますかね。

2013年5月25日土曜日

GW2度目のテンカラ

2013.05.05(sun)

このGW2度目のテンカラ釣りに出掛けてきました。
今回一緒に行くのは妻(見学)。

3日前に初めて魚を釣り上げたこともあり、かなり気を良くして、友人に教えてもらったポイントを目指します。

途中の道の駅で、朴葉寿司などの昼食を仕入れ、ゆったりと遠足気分での釣行です。

仕掛けをセットするのにも慣れてきたのか、あまり時間をかけず作ることができるようになってきました。
今までと違うのは、素人判断ながらも、川幅が狭いことや浅そうなことを踏まえて、魚がいたとしても小さいだろうから、小さめで色のある毛針(前回より学習!)をセットしたこと。



その読みが当たったのかどうなのか、10分もしないうちにヒット!イワナ!
川辺に降りようともせず、高い所から眺めていた妻(見学)も、魚を目にして降りてきます。
すばやく写真を撮り、水の中で針を外しリリース。



そして竿を降ること数分、またしてもヒット!イワナ!




上がるテンション。でも、まぁまぁまぁまぁ、とりあえず落ち着きましょうということで、そのまま川辺でお昼。

その後は妻に竿をゆずったり、自分でも降ったりするが音沙汰なし・・・。

でも、2匹も釣れるなんて今までのことを思えば上出来でしょう!
釣行1回目:0匹
釣行2回目:1匹
釣行3回目:2匹(今日)

着実に成長していることを実感・・・。
まだ初めたばかり、でも釣りの楽しさは分かってきた。
この先長く楽しめそうなのも分かってきた。
あまり急がず、ゆっくり楽しみます。

さぁて、長続きしそうだし、良い竿買いますか!?
今使ってるのイチキュッパだし・・・。

2013年5月20日月曜日

山菜とテンカラ

2013.05.02(thu)

飛騨高山での山菜採りと、テンカラ釣りに、友人と出掛けてきました。

以前から、外で一緒に遊びたいね。と話はしていたのですが、なかなか予定が合わず、僕が帰郷しているこのタイミングで約2年越しに実現。
当初は一緒にキャンプでも。という話だったと思うのですが、僕が最近テンカラを始めたということもあり、釣りと山菜を趣味としている友人に、いろいろと教えてもらおうと連れて行ってもらいました。



まずは第一ポイント(内緒!)へ、ここでは「こごみ」が採れるらしいのですが、今回はゼロ。ゼロでも天気が良くてとても気持ち良い。それに川の流れるすぐ側を薮をかき分け歩いてるだけですごく楽しくなってくる。

つづいて第二ポイント(ここも内緒!)へ、ここでは「こんてつ」(全国的には、こしあぶらとか言うのかな?)が、片手に乗るくらい採れる。
山菜を採るのは生まれて初めてだったのですが、食べられるものが育てられているわけでもなく外に生えていて、それをさらに自分で採るというのがとても新鮮でした。
それに、「小さいものは採らないで。」や、「一本の木をボーズにしないで。」などの言葉に、「さぁ!採るぞー!」と意気込んでいた僕はハッとさせられたり。

このあたりから、少しづつ目が慣れてきました。

第三ポイント(もちろんここも内緒!)でも、同じく「こんてつ」が採れる。形が良く似た「うるし」に注意しながら、気付くとさっきまでよりもアグレッシブに動いている。慣れてきたからか、やたらと目につくようになり、ここでは沢山採ることができました。集中しすぎてふと我に返ると、全く違うところにいたり・・・。これは恐いわ。
でも、どのポイントもかなり人が入った後だったよう・・・。

そして、大幅に場所を変え、渓流釣りへ。
竿にラインや毛針をセットする。毛針は小さめで、ボディはクリーム色、羽根は白色(ネットにそうあったからね。)ラインの結び方もまだよく分かっていないので、全ての箇所をギューっと固結び。



1時間程竿を降るも、全くアタリが無い。どころか気配も無い。
すると友人が「ラインに付いてるオレンジのマークに、山女魚が飛びついてきたわ。」と、もしかして色なのか?と、毛針を黄緑色が混ざったものに交換する。

ポイントも変え、何度か竿を降ると、来た!飛びついてきた!
掛かりはしなかったものの、毛針を追いかけてきた魚の白いおなかが見えた!
興奮しているのが自分でも分かるが、努めて冷静に竿を振り続ける。
と、来た!来た!来た!
釣行2回目にして、やっと釣れました。
なんだ?すげー楽しいぞ。これ。
まぁでも今日の所はリリースして終わり。



その後は温泉へ。
こんなとこにあるの?っていうような秘境感あふれる温泉へ。
でもお客さんが満杯なとこを見ると、有名な温泉なんだろうなぁ。
まったりとした泉質の湯に浸かりながら今日の反省会。
なんやかんや喋っても最後は「楽しかったわー。」しか出てこない反省会。最高。



夜は、その友人がやっているバーに行き、今日採った山菜&ビールで乾杯。祝杯。
こちらももちろん最高。

満喫しすぎの、山菜→テンカラ→温泉→ビール。の一日。
まぐれで一匹釣れたとはいえ、もっと考えて釣らないとダメだなと感じた釣行でした。

2013年5月15日水曜日

MYOG ペグケース

色々なところで見かけ、そんなみなさんに影響されるように、僕もmacpacのカタログを使って何か作ろうと思い、ペグケースを作ってみました。


いつもは、GOLITE シャングリラに付属していたペグ袋に、ペグと一緒に細引きなんかを入れていたのですが、細引きが入れずらいことや、ラインロックとかいらないんじゃ?と感じていたので、そのあたりを考慮して、袋の横方向から入れることができて、ラインロックを使わなくても良いペグケースを作ってみました。

折りたたみ式のこのカタログの、表と裏の表紙をそのまま利用します。
表と裏の表紙が繋がったままになるようカットします。


裏表紙の一部をカットします。


ミシンで2辺を縫って袋状にし、裏返します。


裏を見るとこんなかんじ。


ボタンを付けて、ヒモを結びます。


普段使っている細引きやペグを入れます。


クルクルと巻いていき、ヒモをくるっと巻き込んで完成。6g。


ヒントはコレ。普段使っているラオス北部に住むレンテン族の財布です。