2013年5月25日土曜日

GW2度目のテンカラ

2013.05.05(sun)

このGW2度目のテンカラ釣りに出掛けてきました。
今回一緒に行くのは妻(見学)。

3日前に初めて魚を釣り上げたこともあり、かなり気を良くして、友人に教えてもらったポイントを目指します。

途中の道の駅で、朴葉寿司などの昼食を仕入れ、ゆったりと遠足気分での釣行です。

仕掛けをセットするのにも慣れてきたのか、あまり時間をかけず作ることができるようになってきました。
今までと違うのは、素人判断ながらも、川幅が狭いことや浅そうなことを踏まえて、魚がいたとしても小さいだろうから、小さめで色のある毛針(前回より学習!)をセットしたこと。



その読みが当たったのかどうなのか、10分もしないうちにヒット!イワナ!
川辺に降りようともせず、高い所から眺めていた妻(見学)も、魚を目にして降りてきます。
すばやく写真を撮り、水の中で針を外しリリース。



そして竿を降ること数分、またしてもヒット!イワナ!




上がるテンション。でも、まぁまぁまぁまぁ、とりあえず落ち着きましょうということで、そのまま川辺でお昼。

その後は妻に竿をゆずったり、自分でも降ったりするが音沙汰なし・・・。

でも、2匹も釣れるなんて今までのことを思えば上出来でしょう!
釣行1回目:0匹
釣行2回目:1匹
釣行3回目:2匹(今日)

着実に成長していることを実感・・・。
まだ初めたばかり、でも釣りの楽しさは分かってきた。
この先長く楽しめそうなのも分かってきた。
あまり急がず、ゆっくり楽しみます。

さぁて、長続きしそうだし、良い竿買いますか!?
今使ってるのイチキュッパだし・・・。

2013年5月20日月曜日

山菜とテンカラ

2013.05.02(thu)

飛騨高山での山菜採りと、テンカラ釣りに、友人と出掛けてきました。

以前から、外で一緒に遊びたいね。と話はしていたのですが、なかなか予定が合わず、僕が帰郷しているこのタイミングで約2年越しに実現。
当初は一緒にキャンプでも。という話だったと思うのですが、僕が最近テンカラを始めたということもあり、釣りと山菜を趣味としている友人に、いろいろと教えてもらおうと連れて行ってもらいました。



まずは第一ポイント(内緒!)へ、ここでは「こごみ」が採れるらしいのですが、今回はゼロ。ゼロでも天気が良くてとても気持ち良い。それに川の流れるすぐ側を薮をかき分け歩いてるだけですごく楽しくなってくる。

つづいて第二ポイント(ここも内緒!)へ、ここでは「こんてつ」(全国的には、こしあぶらとか言うのかな?)が、片手に乗るくらい採れる。
山菜を採るのは生まれて初めてだったのですが、食べられるものが育てられているわけでもなく外に生えていて、それをさらに自分で採るというのがとても新鮮でした。
それに、「小さいものは採らないで。」や、「一本の木をボーズにしないで。」などの言葉に、「さぁ!採るぞー!」と意気込んでいた僕はハッとさせられたり。

このあたりから、少しづつ目が慣れてきました。

第三ポイント(もちろんここも内緒!)でも、同じく「こんてつ」が採れる。形が良く似た「うるし」に注意しながら、気付くとさっきまでよりもアグレッシブに動いている。慣れてきたからか、やたらと目につくようになり、ここでは沢山採ることができました。集中しすぎてふと我に返ると、全く違うところにいたり・・・。これは恐いわ。
でも、どのポイントもかなり人が入った後だったよう・・・。

そして、大幅に場所を変え、渓流釣りへ。
竿にラインや毛針をセットする。毛針は小さめで、ボディはクリーム色、羽根は白色(ネットにそうあったからね。)ラインの結び方もまだよく分かっていないので、全ての箇所をギューっと固結び。



1時間程竿を降るも、全くアタリが無い。どころか気配も無い。
すると友人が「ラインに付いてるオレンジのマークに、山女魚が飛びついてきたわ。」と、もしかして色なのか?と、毛針を黄緑色が混ざったものに交換する。

ポイントも変え、何度か竿を降ると、来た!飛びついてきた!
掛かりはしなかったものの、毛針を追いかけてきた魚の白いおなかが見えた!
興奮しているのが自分でも分かるが、努めて冷静に竿を振り続ける。
と、来た!来た!来た!
釣行2回目にして、やっと釣れました。
なんだ?すげー楽しいぞ。これ。
まぁでも今日の所はリリースして終わり。



その後は温泉へ。
こんなとこにあるの?っていうような秘境感あふれる温泉へ。
でもお客さんが満杯なとこを見ると、有名な温泉なんだろうなぁ。
まったりとした泉質の湯に浸かりながら今日の反省会。
なんやかんや喋っても最後は「楽しかったわー。」しか出てこない反省会。最高。



夜は、その友人がやっているバーに行き、今日採った山菜&ビールで乾杯。祝杯。
こちらももちろん最高。

満喫しすぎの、山菜→テンカラ→温泉→ビール。の一日。
まぐれで一匹釣れたとはいえ、もっと考えて釣らないとダメだなと感じた釣行でした。

2013年5月15日水曜日

MYOG ペグケース

色々なところで見かけ、そんなみなさんに影響されるように、僕もmacpacのカタログを使って何か作ろうと思い、ペグケースを作ってみました。


いつもは、GOLITE シャングリラに付属していたペグ袋に、ペグと一緒に細引きなんかを入れていたのですが、細引きが入れずらいことや、ラインロックとかいらないんじゃ?と感じていたので、そのあたりを考慮して、袋の横方向から入れることができて、ラインロックを使わなくても良いペグケースを作ってみました。

折りたたみ式のこのカタログの、表と裏の表紙をそのまま利用します。
表と裏の表紙が繋がったままになるようカットします。


裏表紙の一部をカットします。


ミシンで2辺を縫って袋状にし、裏返します。


裏を見るとこんなかんじ。


ボタンを付けて、ヒモを結びます。


普段使っている細引きやペグを入れます。


クルクルと巻いていき、ヒモをくるっと巻き込んで完成。6g。


ヒントはコレ。普段使っているラオス北部に住むレンテン族の財布です。


2013年5月8日水曜日

残雪の徳本峠

2013.04.29(mon)~30(tue)

GWの休暇を利用して、残雪期の徳本峠へソロで出かけてきました。

以前、本だったか何かでこの峠のことを知り、江戸時代に小屋(前身にあたる)が建てられたことや、W.ウェストンの話、かつて信濃と飛騨を結ぶルートであった。などフレーズにひかれ憧れていました。

本当だったら島々から入り、徳本峠へと行きたかったのですが、いろいろ調べてみると、まだまだ雪が残るGWのこの時期はトレースが無い可能性も高く、今の自分には無理だろうと判断し、島々谷を歩くのは雪の無い時期に改めてということで、明神側から入りました。
ルートは、上高地BT〜明神〜徳本峠(ここでテント泊)〜明神〜上高地BTというかんじで、行きと同じ道を戻ってきました。


27日に降った雪で、涸沢や蝶ヶ岳などに入山規制が掛かっていたこともあり、少しでも情報が聞けないかと、上高地BTにある情報センターで話を聞いてからのスタート。
結局、小屋からの情報は無く、積雪の状況も雪崩についても分からないということだったので、とりあえず行ってみて無理そうならさっさと引き返し、徳澤のキャンプ場で一泊しようと出発しました。


上高地BT〜明神までは良く整備された遊歩道を歩きます、ところどころ雪が残るものの全く問題ないレベル。意識的に早めのペースで歩き約40min。
明神から少し徳澤方面へ進むと、徳本峠への分岐がすぐに現れるので標識にそって右へ。分岐にザックがデポしてあったので、間違いなくトレースがあるだろうと安心して進みます。しばらく遊歩道を歩くと、恐らく徳本峠小屋スタッフのものと思われる軽バンが停めてあり、この辺りから雪が多くなります。次第に斜度が急になってきたのでアイゼンを履き、冬道となる沢を直登します。




しばらくすると、上から二人の男性が降りてくる。
ザックを持っていないとこを見ると、分岐にデポしていた人達だと思い、挨拶して立ち話。「テン場は空いてるよ。左右の沢にあまり雪が積もっていないから、雪崩は無いと思うけれども、念のため左岸にだけは気を付けて。」といったことを教えてもらい、さらに急になってきた沢を登ります。
その後も女性二人とすれ違い、またしても挨拶からの立ち話。
「もうちょっと行けばトラロープがあるから、それに沿ってトラバースすればいいよ。」とのこと。上の方を見ると、なるほどトラロープが見える。トレースもしっかり付いていたので迷うことなく徳本峠に着きました。明神の分岐から小屋まで約90min。



天気は快晴。

小屋のテン場は、既に張ってあるテントが一つと、ソロのおじさんが設営真っ只中のテントが一つの、合計二つ。
まずはテント設営の受付をするために小屋へ。小屋ではスタッフのみなさんは食事中。「まだ雪があるから料金は要らないよ。」とのことで、ありがたく設営させてもらいます。
テントは実戦2回目の、FINETRACK×HIKER'S DEPOT ツェルト2ロング ステルスVER.
風が強かったので持ってきたペグを総動員しての設営、サイドリフターを引っ張るところはペグが足りなくなったので、木の枝を雪に埋めて流用します。

設営後はゆっくりと昼食のパスタを食べ、ゆったりと散歩。
45秒で展望台という標識があるので「それじゃあ。」と、展望台(少し開けた所)へ。
夕陽には早いけど、ぼけーっと景色を眺める。眺める。眺める。


その後は、小屋で購入した缶ビールを飲みながら、夕食のラーメンを食べ、サラミをつまみにペットボトルに移してきた黒糖焼酎で時間をつぶす。酔いが回ってきたのか、まぶたが重くなってきたので早々にシュラフに入りました。
夜半から風が強くなり、木々を揺らすゴォー!という、遠くからの風の音に目を覚まし、だんだん近づいてくるその音に身構える。ツェルトの壁がばっさばっさと揺れて、トレッキングポールやペグの状態が不安になり、ツェルト崩壊という最悪な状態が頭をよぎるが、面倒くささが勝ってしまい無理矢理に目を閉じます
外からは、誰かが外に出しっぱなしにしたクッカーらしき金属音がガラガラと響いていてとてもうるさい。
その後も風は何度も何度も方向を変え、右から左から近づいてきては通り過ぎていきます。不安でたまらずツェルトのジッパーを開け、外の様子を伺うと雪。吹雪。
その後は、目を覚ますたびにツェルトの壁と天井のラインを見て、トレッキングポールが無事立っていることを確認して、また目を閉じました。




次に目を覚ますとAM5:00。
外の様子をうかがうと、まだ雪が吹き込んでくる。
いったん外に出てペグの状況を確認すると、ポールから引いたラインを固定しているペグが半分くらい雪から出てる。危ない、これが抜けたら倒壊してた・・・。足の裏でペグを押し込み、上から雪を盛って固定しました。
とりあえずなにか食べようと、ツェルト内でお湯を沸かして、カフェオレとソイジョイという簡単な朝食を食べます。
ツェルト内でお湯を沸かしたことで、すでに結露でぐしょぐしょだったシュラフがさらにぐしょぐしょに。
そんなシュラフと今日の行程を想像するとうんざりするが、テント内のものを大体ザックに詰めこみ横になると、頭をよぎる温泉とビール。

下山・・・。

ささ、下山しよ。行くも自由、退くも自由。昨晩iBooksで読んだ、魯山人の本も良くなかったみたい。
そうと決まると、ツェルトを適当にザックに放り込み、アイゼンとグローブを装着。小屋に立ち寄りスタッフの方にお礼と挨拶。
下りは早い。カカトから雪に着地し、トレッキングポールをスキーのように使いバランスを取りながら、駆け下りるように下山。上高地BTまで待ちきれず、明神でコーラ(カロリーあるやつね)。ここまで60min。




コーラ片手に猿なんかを探しながら、ちんたらと上高地BTへ。タイミング良くすべり込んで来たバスに乗って岐阜県側のあかんだな駐車場へ。平湯温泉BTの3階にある温泉に入ってから帰りました。
実は、2日目は徳澤〜長塀山〜蝶ヶ岳に行くつもりだったんですが、ぐしょぐしょのシュラフが決定的でしたね。
お昼のソバとビールの旨さで、下山の判断の正しさに確信を持ち、予定変更が好き勝手にできるのもソロの良さだよね。と軽く酔いの回った頭で新緑の島々谷を妄想。
OK!また来ます!